
VS.netで開発したフォームは、ヴィジュアルコードとロジックコードが分かれた分離クラスファイルになります。これは、専用サーバでは動作します。しかし、レンタルサーバでは、ヴィジュアルコードとロジックコードを1つにまとめた単一ファイルの方が、アップロードも容易です。
分離クラスファイルを、単一ファイルにするには、VS.netで作成されたヴィジュアルコード(.aspx)とロジックコード(aspx.vb)を、次のように、ひとつのaspxファイルにまとめます。レンタルサーバで動作させるには、このaspxファイルとDBや画像等の素材ファイルをアップロードします(アクセス権の設定が必要になる場合もあります)。
<%@ Page Language="VB" Strict="True" %>
<%@ import Namespace="名前空間名" %>
~名前空間を列記する~
<script runat="server">
~グローバル変数の宣言をここに書く~
~VS.netで作成されたロジックコード(aspx.vb)の各プロシジャをここに書く~
</script>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<title>フォームのタイトル</title>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="外部スタイルシートのURI" />
<style type="text/css">
<!--
~エンベッドスタイルシートをここに書く~
-->
</style>
</head>
<body>
~VS.netで作成されたヴィジュアルコードをここに書く~
</body>
</html>
ただし、これだけでは、まだ動作しません。コードの一部を変更します。
Private Sub Page_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
~処理~
End Sub
・・・
Private Sub DropDownList1_SelectedIndexChanged(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles DropDownList1.SelectedIndexChanged
~処理~
End Sub
・・・
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
~処理~
End Sub
Sub Page_Load(sender As Object, e As EventArgs)
~処理~
End Sub
・・・
Sub DropDownList1_SelectedIndexChanged(sender As Object, e As EventArgs)
~処理~
End Sub
・・・
Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs)
~処理~
End Sub
さらに、各コントロールのコードに、イベントを追加する必要があります。
<asp:dropdownlist id="DropDownList1" runat="server" OnSelectedIndexChanged="DropDownList1_SelectedIndexChanged" AutoPostBack="True"></asp:dropdownlist>
<asp:button id="Button1" runat="server" onclick="Button1_Click" Text="OK"></asp:button>
このようなコードの書き方を、デザイナは、知っておいた方が便利ですが、おぼえる必要はありません。
プログラマなら迅速にコードを書くために憶えておいた方がよいわけですが、デザイナにはシビアなプログラミング速度はもとめられませんし、VSのバージョンアップによって、また書き方が変更するかもしれません。暗記の得意な人なら何でも憶えておくにこしたことはありませんが、余裕がなければ、詳細な暗記はプログラマに任せて、Photoshopの新機能の操作手順でもおぼえる方がよいでしょう。
しかし、どう変更すればよいのか分からないと困ります。そんなときは、Web Matrixの出番です。なぜならWeb Matrixで作成されるフォームは、単一ファイルだからです。
Web Matrixを起動し、変更方法を知りたいコントロールをドラッグ&ドロップします。
そして、コントロールをダブルクリックして、書き出されるコードを参考にすればよいのです。
ツールをうまく利用しましょう。
